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技術用語集

や行(やゆよ)

完全クロムフリー
六価クロム及び三価クロムが含まれていないこと。
RoHS指令
EU指令。電気電子機器類に含まれている有害6物質[水銀、カドミウム、鉛、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)]を原則として使用禁止とする。EU市場では2006年7月1日以降、これら6物質を一定量以上含む電気・電子機器類は実質的に販売できなくなった。
[RoHS対象製品]
大型家庭用電気製品、小型家庭用電気製品、IT及び遠隔通信機器、民生用機器、照明装置、電動工具、玩具、自動販売機類
PRTR法(化管法)
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律。
ELV指令
EUで、使用済み自動車が環境に与える負荷を低減するための指令。自動車からの廃棄物が出ることを防止、又は削減するために使用済み自動車やそのコンポーネントの再利用や再生利用をすること、そして使用済み自動車の処理業者が効率よく処理できるようにすることを目的としている。
応力腐食割れ
金属がある種の腐食環境にさらされていると。加わっている応力が引張り強さ以下であってもき裂を生じ、破断してしまう現象。
応力腐食割れには2つの種類があります。一つは金属内部を横切って、幅が1マイクロメートルにも満たないような、免状の部分が腐食で失われ、割れを形成するというものです。よく経験するのは、塩化物イオンを含む環境で、SUS304のようなステンレスに起こるものです。
もう一つは、腐食によって生じる水素が金属中に入ることによって、金属が脆くなり、引張応力のために割れるものです。強さの大きい鋼材に起こりやすく、例えば、橋や鉄骨ビルに使う、高力ボルトとよばれる、高強度のボルトに生じます。環境は中性でも、腐食によって多少は水素が出るからです。
水素脆性
腐食や酸により生じた水素原子が金属組織内に外部から浸入、拡散して、比較的粒界に多く存在する欠陥の微小空間において水素分子となり、大きなガス圧を発生させて破壊に至ってしまうと言われています。
遅れ破壊
高い応力が加わっている状態で、わずかに腐食されると急激な破断が起きる場合があります。これはある期間経ってから突然発生します。これも応力腐食割れの一種と考えられ、原因は水素脆化と言われています。
異種金属接触腐食
『異なる種類の金属材料が電気的に接触し腐食環境中で相互に影響しあって生じる腐食現象』。各金属材料には標準電極電位をもっており、電位が高い金属はイオン化しにくく貴な金属と呼ばれ、電位が低い金属はイオン化しやすく卑な金属と呼ばれます。
この電位の差が大きな金属同士が腐食環境下で接触すると、卑な金属から貴な金属へ電気が流れ卑な金属から先に腐食が進行します。この腐食をガルバニック腐食又は局部電流腐食とも呼ばれています。
また、卑な金属から先に腐食が起こり、その間は貴な金属の腐食の進行が止まるこの作用を犠牲防食と言います。
(例:アルミ板に鉄のボルトで締結した場合。アルミは鉄に比べ標準電極電位が低いため、鉄より卑な金属となります。反対に鉄はアルミより標準電極電位が高いため貴な金属となります。異種金属接触腐食は卑な金属から貴な金属へ電気が流れ、卑な金属から腐食が起こるため、鉄のボルトより早く接触しているアルミ板の部分から腐食が起こります。)
犠牲防食
2種類の異なる金属材料の接触で、電位の低い側(卑な金属)が電位の高い側(貴な金属)より早く腐食が起こり、その間貴な金属の腐食をとめる作用を犠牲防食と言います。
主な代表例として、鉄に対しての亜鉛めっきがあります。亜鉛めっきに傷が付いても小さな傷であれば、犠牲防食の作用で異種金属接触腐食が終わるまで鉄を腐食から守ります。
反対の例として、鉄に対してのニッケルめっきがあります。ニッケルは鉄に対して電位の高い貴な金属となり、鉄は卑な金属となります。そのため、ニッケルめっきに傷が付いたり、ピンホール欠陥があると鉄の腐食が促進されます。
孔食
海水のように塩化物イオンの多い環境中では、不動態皮膜が局所的に破れ、その部分が孔状に腐食すること。
すきま腐食
海水など塩化物イオンを含む環境中で、ステンレスどうしが重なっていたり、ステンレスの表面に貝などが付着したりすると、そこにごく間隔の狭いすきまができます。
このようなすきまに入った海水などは入れ替われず、時間が経過すると塩化物イオン濃度は上昇し、pHは低下することでステンレスの不動態皮膜が耐えられなくなり腐食すること。
粒界腐食
ステンレスが溶接などによって600~850℃に過熱されますと、SUS304などでは結晶と結晶の境界部分(結晶粒界)のクロムは、ステンレス中の炭素と反応して減ってしまい、結晶粒界は耐食性を失います。
これを鋭敏化といいます。鋭敏化したステンレスの結晶粒界は、腐食環境中で選択的に腐食します。
塩水噴霧試験
塗装やめっき処理を施した鉄の錆びの発生を評価するには、使用環境では長期間の暴露試験の必要があります。錆びの発生(金属の腐食)を加速させ、実験室内で比較評価する方法として塩水噴霧試験があります。
試験方法は、塩水を霧状にして空気中に漂わせ、下に並べた試験対象である試料に、重力で自然に塩水の霧が降りかかる状態にします。その結果、錆がどれだけ発生したかを評価する方法です。
錆びの発生は置かれた状況によって千差万別ですべての状況を再現するというわけにはいきません。そのかわりに、通常より過酷な状況として塩水噴霧試験を行い、錆びの発生具合を調べることで鉄の塗膜、めっきの良否の判定などに使用されています。

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